カウンセリングのきっかけコミュニュケーションサイト 更新日:08/11/21
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東福 和子カウンセラー(石川県)へのインタビューです。
親子の関係が良くなる講座について

■『親子の関係が良くなる講座(定期開催)』はどのような講座なのですか?
 私からお伝えすることもあるのですが、参加された方の日常生活のこともお話しいただいて、ご自身の日常生活にすぐに役にたつということを一緒に考えながら行っている講座です。

■一緒に考える場になるのですか?
 そうですね。そのベースとして、選択理論(ウイリアム・グラッサー博士提唱)も少しずつお伝えしています。

 日常生活をご自身でお話しされたときに、その理論で言うとこういうことですね、とお話ししながら進めていきます。そうすると、徐々に日常生活の問題が分かりやすく見えてきたり、改善されやすくなったりします。

■自分の問題もそこで話しながら考えていくという時間になるのですね。
 そうです。その時には、もちろん話したくないことは話さなくていいですし、そういう自由な場所というのを設定しています。最初は話さないでおこうと思っていても、段々話せるようになっていって、「実は・・・」というように切り出される方も多いです。決して強制して話してくださいということではないですね。

 続けられている方は、あきらかにお子さんとの関係が良くなっていくことを感じられていたり、お子さんのことが問題!と思っていたら、実は夫婦の間に問題があると気づかれたり、その良さを分かってくださっているようです。

■例えば、どのようなことが改善されていくというのは、ありますか?
 お母さんの場合、お子さんにきちんとできるようになってほしいですよね。生活習慣から、勉強のこと、お友達のこととか。これまでのやり方でやっていて、どうも上手くいかないという感じでいらっしゃることありますよね?

 その中でも、特に勉強についてが多いのではないでしょうか。お母さんは、お子さんが帰ってきたら勉強する、宿題をやる、そして予習もやるというように、親が思うように子供が机に向かってくれれば、いいんですけれど・・・なかなかそうならないので、注意して、注意して・・・注意しているのにもかかわらず、やらないということがけっこうありますね。

そんな時、選択理論では、『人は、人から強制されることは好まないという』ようなことがあるんです。

■ではどうしたら勉強するようになるのでしょう?
 『人間は内側からの動機付けによって、動くもの』というのも選択理論にあるんですね。そうしたら自分から勉強するようになるには、どのようなかかわりをしたらいいの?ということになりますね。「勉強しなさい、しなさい」ということは、先ほどの強制されることにあたりますから、「勉強しなさい」と言わないお母さんに変わって行くということになるのですが・・・お母さんは、そのあたり、辛いんです。

 ところが、「そんな方法あるんですか?」って、疑心暗鬼ながらも1週間、2週間、1ヵ月されると、「勉強しなさい」って言わなくなったら、勉強しだしたと、ということが本当に起こるんですね。

■そうなのですか?
 「しなさい」も、「いけない」も親の強制なんですね。でも、親はそれを強制だと思ってはいなくて、親の責任として、子供にしつけるって親って本当に思っていますよね。その辺りを母親がどう理解するか、なんですね。

 「そんなこと言わないなんて、母親ではないんじゃないの」と来られなくなる方もいますが、とりあえずやってみようと思って、実際にやってみられて、言わないことで自分が望んでいることが手に入るのかもしれないと、チラっと思われた方は、次回も来られているようです。

 続けて来られているあるお母さんは、「私何も言わないのに、自分からどんどん勉強している」っておっしゃています。ここまでこられると、他のこともいろいろと変わってこられそうですね。自分からやろうと、内側からの動機付け、周りがうるさく言わなければ、自分から進んでやるようになるんですね。

■自分からすすんでやるようになるんですね。
 やりかた知らないじゃないのって親は心配するんですけれど、何も子供達が学ぶ場所というのは親からだけではないんです。学校で沢山学んでいます、それから友達のことを見ています。社会の色々な大人も見ています。ですから決して、子供は親からだけでは学ぶのではなくて、色々なところで学んでいるので、その一番身近な親がうるさく言うから、うるさいとしか感じていないのですけれども、そのお母さんが言わなくなると、うるさくなくなって、学校で先生から言われることとか、その他のこととか段々と解るようになってくるんです。

■色々なところのものを見たり、聞いたりがしやすくなるのですね。
 そしてやったときには、「太郎ちゃん、勉強してるね〜」ってその一言。それで子供はお家ですごくほっとして勉強できるんですね。

 選択理論というのは、基本として自分の行動は選択していますねっていうことに気づいていただくことになります。

 実際、私達多くは、自分の行動は、自分で選択しているなんて思わなくて、人が悪口を言うから自分は気分が悪くなるとか、周りの状況で自分のすることや気分を決めてしまう。そういうことが多いなということに気づくって大事なことなんですね。

■なるほど。この講座を受講すると気づいていかれるんですね。
 段々気づかれて、はっきりご自分で、「以前の生活と違う」っておっしゃっている方もいらっしゃいますし、「その理論についてもっと勉強したい!」と思われて、もう一つの集中講座「リアリティセラピー集中講座」を受講される方もいらっしゃいます。

■リアリティセラピー集中講座というのは、専門的に勉強する場っていうことなんですか?
 そうです。4日間集中して27時間。それが基礎で27時間。それにプラスの講座で、プラクティカム(実習)というのが12時間、中級講座(27時間)、上級プラクティカム(12時間)、上級(28時間)。集中して学べる講座を準備しています。

 夫婦関係の改善、嫁との関係改善、そしてお仕事にも活かして、その次には、人のお役にも活かしたいと思うところまで学び続けられる方が本当に今増えてきています。上級を終わられるころには、もう生活も変わっているという風にあきらかに感じられると思います。

■いいですね、変わっていくと。
 普通は、人を変えようとするんですね。子供に勉強させようとか。でも思い通りに行かなくて、怒ったり、挙句の果てには罰を与えたり、しているわけですよね。でもこの選択理論は、自分のことは自分でコントロールできる、人のコントロールは、コントロールできないと言っているんです。だから講座を受けて、自分がどんどんどんどん変わっていったら、周りを変えなくても何か変わってくるんです。

■そういう自分って素敵ですね。
 自分の行動をコントロールできるのは、自分の行動だけですよね。そのことを本当に解られたら、子供に勉強しなさいとは、言わずに子供が勉強をするようになるかかわりというのがあるということを学んでいただけると思います。

■そういうかかわり方もあるんだというのが、もう一つのかかわりに気づけるんですね。
 そうですね。そのほうが効果があるなあって分かっていただけたらと思います。

【事務局のひとりごと】
東福カウンセラーと一緒に考えてみたり、他の人の話を聞くことによって、よいと思える親子関係が築いていけるのだろうなあと感じました。お忙しいところお話をお聞かせいただきましてありがとうございました。

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